チリの輸出貿易は主にアジア・ヨーロッパ向けである

チリ外務省国際経済関係司は9日、チリの53%の輸出貿易中国、EU諸国、日本への輸出に集中している。

データによると、チリの輸出貿易の92%は、貿易協力協定のある国、経済体、地域を対象としている。2010年チリ対対外貿易易総額は1241億2100万ドルに達し、2009年より34%増加した。そのうち、輸出貿易額は696億2200万ドルに達し、前年同期比30%増加し、過去最高水準を記録した。

分析によると、2010年のチリの対外貿易成長の主な原因の一つは国際市場の銅価格の高騰である。チリは世界の主要な銅鉱輸出国だ。2010年のチリの銅輸出総額は前年比15%増の392億9000万ドルだった。

また、パルプや紙製品はチリの輸出貿易の伸びが最も速い業界となり、2010年の年間輸出額は30億7300万ドルに達した。

チリ側の統計によると、中国は依然としてチリの主要輸出貿易相手国の地位を維持しており、2010年のチリの中国向け輸出貿易額は165.41億ドルに達し、前年同期比39%増加し、チリの輸出貿易総額の24%を占めている。